回復期リハビリテーション病棟
(40床)

1. 回復期リハビリテーション病棟とは?
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患(脳卒中など)や大腿骨頸部骨折などの病気やケガで急性期の治療を終えられた患者様が、集中的なリハビリテーションを受け、心身ともに回復し、ご自宅や社会へ復帰することを目指す専門病棟です。
当病棟では、病気やケガによって一時的に行えなくなった日常生活に必要な動作(ADL:食事、着替え、排泄、入浴、歩行など)を再獲得するための訓練を、多職種チームで集中的に行います。
2. 当病棟の特長
(1) 多職種によるチーム医療
医師、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、医療ソーシャルワーカー(MSW)、管理栄養士など、さまざまな専門職が連携し、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドのリハビリテーション計画を作成・実施します。患者様とご家族様のご希望を尊重し、退院後の生活を見据えた質の高いケアを提供します。
(3) 生活すべてをリハビリに
訓練室での専門的なリハビリテーションだけでなく、病棟での食事、排泄、着替え、整容などの日常生活動作そのものをリハビリテーションの一環と捉え、看護・介護スタッフが24時間サポートします。離床を促し、より自立した生活を目指します。
(4) 安心の在宅復帰支援
入院中から医療ソーシャルワーカーが中心となり、患者様・ご家族様の不安を解消できるようサポートします。
- 退院後の生活相談、介護保険などの社会福祉制度の活用支援
- 自宅での生活に必要な福祉用具の選定や、関係機関との連携・調整
3. 入院の対象となる方
当病棟に入院できる期間や疾患は、医療保険制度によって定められています。主に以下のような疾患が対象となります。
| 対象となる主な疾患 | 最大入院期間(目安) |
| 脳血管疾患(脳卒中など)、脊髄損傷、頭部外傷など | 発症・手術後から【150日】以内 |
| 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷の場合 | 発症・手術後から【180日】以内 |
| 大腿骨、骨盤、股関節、膝関節などの骨折(手術後を含む)など | 発症・手術後から【90日】以内 |
| 股関節または膝関節の置換術後の状態 | 発症・手術後から【90日】以内 |
| 外科手術や肺炎などで安静が続いたことによる廃用症候群 | 発症・手術後から【90日】以内 |





入院・入所の
手続きについて
申し込みの流れ
STEP 01
STEP 02
ご相談
入院・入所に際し、事前に見学や入院・入所相談ができます。お気軽にお越しください。
STEP 03
サービスのご利用開始
入院・入所の予約をされた方には、入院・入所日が決まり次第お知らせ致します。
※入院・入所予約の取り消しは、お早めにお願い致します。


